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THE TEAMにおける自己管理能力向上2つの法則

投稿日:2020年6月17日 更新日:

パーキンソンの法則

イギリスの歴史学者パーキンソンが唱えた法則で、内容は以下の2つです。

第1法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

仕事の納期がギリギリにならないと実行しないという人には第1法則を実感できるのではないでしょうか?つまり、人は与えられた時間やお金を目いっぱい使ってしまうということです。この法則は、タイムマネジメントに活用することができます。そのコツは締め切りを細かく設定することです。例えば、資料作成に1週間という期間を与えられた場合、直前になってようやく手をつけ、期限ギリギリに提出する人がいます。そうではなく、資料作成にかかる工程を細かく分け、それぞれに締め切りを設定します。細かいタスクごとに締め切りを設定すれば、「時間をすべて満たすまで膨張」しても、全体にかかる工程は短縮され、生産性向上につながるでしょう。

第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

第2法則については、給料日前にお金のやりくりに苦心することがあるのはその典型例です。貯蓄をするなら天引きじゃないと残ったお金を貯蓄するという考え方は、この法則のもとでは成り立たないと言うことです。

ピーターの法則

「名選手、名監督にあらず」という言葉がありますが、まさにこれがピーターの法則です。アメリカの教育学者ピーターの指摘は簡単に言うと、こういうことです。

「優秀な人は順調に出世していくが、自分の能力の限界のところでストップする。それまで『優秀』と言われていた人はその段階で『無能』に変わる。だから上司は『無能』ばかりなのだ」野球選手でも、現役時代は素晴らしいプレーヤーでも引退して全ての人が名監督と呼ばれることはない。逆に選手時代は、目立たない選手であっても、監督になって名監督と呼ばれる人も存在する。

社会人においても、エンジニアとしては優秀でも、管理職には向いておらず、部下から卑下されている人もいます。それこそがピーターの法則です。人には適材適所、向き不向きがあると思います。この法則を打破するためにピーターは「創造的無能」という働き方を提案しています。あえて昇進しないようにして、自分が有能さを発揮できるところにとどまり、成果を上げるというものです。周囲が出世していくと取り残されるような不安を感じるかもしれませんが、THE TEAMメンバーとしての1つの生き方だと思います。自分がどのようにTHE TEAMメンバーとして対応していくことが出来るかを自己分析することが大切です。

優秀なTEAM作りはこちら。


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執筆者:


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